2月13日
(火)
日本のこれからとは?
先日、NHKの特集で「日本の、これから『団塊・大量退職へ』」というテレビ番組を観た。観ながら少しづつ違和感を覚えた。
その違和感は、観ている途中では分からなかったけれども、観終わってから分かってきた。それは、番組が主役として取り上げている団塊の世代の人々、即ち、今会社に勤めてい、今後一斉に定年退職を迎える団塊の世代が、今までにどれほど会社や社会を変えてきた実績があるのかを明確にしないまま議論を進めている点だった。まるで「大きな塊だから、絶対に変わるよね」と実力の持ち主と言わんばかりの話の進展なのだが、今まで彼ら自身の力で本当に会社や社会を変えて来たのだろうか?団塊の世代のお陰で、これまで会社は変わってきたか?答えはノーである。
現在会社にいる団塊の世代が会社を大きく変えて来た、という実感は私には無い。むしろ保守的で変化に抵抗する勢力である。それは、「今」会社にいる人々に限れば、である。変革を好み、変化を進めて来た人々は既に会社にいない。今の会社のリーダーにもなっていない。会社で働くことを好まず、既に自分らしい生き方をしているのではないだろうか。だから、今後一斉に定年を迎える人々は大きな保守的な層ではないのか、と思う。
そんな彼らが、いきなり大きく会社や社会を変えるなどとは思えない。誰かが変えた後についていくのが精一杯。番組の後半、59歳の定年間際になって自分探しを始めている人の映像を見ながら、「(自分探しを)やることが遅くないか?」と私は呟いてしまった。
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